「Red Hat Enterprise Linux for VMware」は、レッドハットの企業向けLinux OSであるRed Hat Enterprise LinuxをVMwareの仮想化環境にて最適に利用するためのサブスクリプションです。
ハードウェアコストの削減やサーバ運用管理の効率化を目的としてIAサーバベースの仮想化環境を導入する企業が増加しています。しかしながら、仮想化環境を想定していないソフトウェアのライセンス体系やサポートポリシーによって、導入の際にソフトウェア費用の増加やポリシー違反などの問題を招くことがあります。
「RHEL for VMware」は、VMwareの仮想化環境への対応を前提として構成されております。1つのサブスクリプションで仮想マシンの複数同時実行をサポートし、複数の仮想マシンをリソースのプールとして、必要に応じて実行する仮想マシン数を増減させることができます。また、VMwareの動的な移行機能「VMotion」に対応しているため、Red Hat Enterprise Linuxを実行する仮想マシンの物理サーバ間の移動をサポートします。
最大のメリットは導入時の価格です。本プログラムを利用すると、従来のRed Hat Enterprise Linuxサブスクリプションの約1.7倍の価格で、4仮想マシンまでの同時実行がサポートされるため、4つのサブスクリプションを購入する場合に比べてサブスクリプション費用のコスト削減率は50%以上です。
【Red Hat Enterprise Linux for VMware】
・1サブスクリプションで4仮想マシンまでの同時実行をサポート
・2ソケットまでのサーバで利用可能(CPU数、コア数はカウントしません。)
・機能や仕様は通常のRed Hat Enterprise Linuxと同等
■Standard Support(電話およびWebサイトによるサポート 平日9:00-21:00対応)
■Premium Support(電話およびWebサイトによるサポート 24時間365日対応)
【Red Hat Enterprise Linux Advanced Platform for VMware】
・1サブスクリプションで10仮想マシンまでの同時実行をサポート
・ソケット数に関係なく全てのサーバで利用可能(CPU数、コア数はカウントしません。)
・機能や仕様は通常のRed Hat Enterprise Linux Advanced Platformと同等
■Standard Support(電話およびWebサイトによるサポート 平日9:00-21:00対応)
■Premium Support(電話およびWebサイトによるサポート 24時間365日対応)