2.5ギガビット/10ギガビットに対応!ヤマハ スマートL2スイッチ『SWX2220-10NT、SWX2221P-10NT』
オフィスの無線LAN環境やネットワーク全体の高速化を実現するために最適な、2.5ギガビット/10ギガビット対応スイッチ。
『SWX2220-10NT』『SWX2221P-10NT』は、「SWX2210シリーズ」の機能を継承・強化しつつ、2.5ギガビット対応のポートを8個、複数の2.5ギガビット通信をボトルネックなく上位のネットワーク機器へ転送可能な10ギガビット対応のコンボポート(RJ-45ポートとSFP+スロット)を2個搭載し、Wi-Fi 6対応無線LANアクセスポイントの導入時やLANの高速化実現のために最適なフロア/アクセススイッチです。
『SWX2221P-10NT』は、8個の2.5ギガビットポートで同時に30W給電が可能で、Wi-Fi 6対応無線LANアクセスポイントや高性能なIPカメラなどのPoE受電機器を多台数収容できます。加えて、PoE給電をスケジューリングできる機能や、ハングアップした無線LANアクセスポイントやIPカメラを自動的に再起動する機能を搭載し、PoE受電機器の運用をより便利にします。
特長
1.Wi-Fi 6対応無線LANアクセスポイント導入時やLAN高速化の実現に最適なハードウェア仕様
『SWX2220-10NT』『SWX2221P-10NT』は、2.5ギガビットに対応したポートを8個、10ギガビットに対応したコンボポート(RJ-45ポートとSFP+スロット)を2個搭載しています。
ミドルレンジ以下のWi-Fi 6対応無線LANアクセスポイントの多くが、有線LANは2.5ギガビットに対応し、30W給電に対応したPoE給電機器を必要とします。PoEスイッチ『SWX2221P-10NT』は、8個の2.5ギガビットポートで同時に30W給電が可能なので、最大8台のミドルレンジ以下のWi-Fi 6対応無線LANアクセスポイントが性能を最大限に発揮します。
また、LANの高速化を低コストで実現します。『SWX2220-10NT』『SWX2221P-10NT』では、2.5ギガビット通信のために既設Cat5e/6ケーブルを利用できるため、LANケーブルの張り替え工事を行うことなく、従来の1ギガビット環境を2.5ギガビットの高速環境に置き換えることが可能です。
さらに、アップリンクポートとして10ギガビット対応のポートを利用することで、複数の2.5ギガビット通信をボトルネックなく上位のネットワーク機器へ転送します。今後ますます必要な通信量が増えていく中、10ギガビットネットワークのフロア/アクセススイッチとして、長期間ご使用いただけます。
2.大容量のPoE給電能力を備え、PoE受電機器の運用を便利にする機能を搭載
PoEスイッチ『SWX2221P-10NT』は、8個の2.5ギガビットポートで同時に30W給電が可能で、給電容量を気にすることなく、Wi-Fi 6対応無線LANアクセスポイントや高性能なIPカメラなどのPoE受電機器を最大8台収容できます。
また、給電をスケジューリングできる機能や死活監視する機能など、PoE受電機器の運用を便利にするPoE給電制御に対応しています。給電のスケジューリング機能は、指定した時間帯だけPoE給電を有効にすることが可能です。例えば、オフィス業務の平日の就業時間のみ無線LANアクセスポイントへ給電することで、就業時間外の電力消費を削減し、無線LANの不正使用を未然に防ぎます。
さらに、ヤマハ無線LANアクセスポイントと連携する「LLDP自動設定機能」を使用することで、給電停止タイミングをヤマハ無線LANアクセスポイントへ事前に通知することもできます。その際、ヤマハ無線LANアクセスポイントは、給電が停止される前にログを自動保存することで、ログ消失を防ぐことが可能です。
また、死活監視する機能を使用することで、ハングアップした無線LANアクセスポイントやIPカメラへのPoE給電を自動的にOFF/ONし、再起動できます。死活監視の方法は、PINGによる疎通確認だけでなく、端末からのLLDP定期通信の監視にも対応しています。監視する端末のIPアドレスを指定することなく、GUI上で死活監視したいポートをワンクリックするだけで設定が完了し、簡単にPoE受電機器の監視体制を構築できます。また、ヤマハ無線LANアクセスポイントと連携する「LLDP自動設定機能」を使用することで、接続されたヤマハ無線LANアクセスポイントを自動的に認識しLLDPによる死活監視を開始します。これにより、ヤマハ無線LANアクセスポイント追加時の設定業務の負荷を軽減できます。
3.安全性の高いネットワークを実現するセキュリティー機能を搭載
『SWX2220-10NT』『SWX2221P-10NT』はIEEE802.1X認証に対応し、強固なネットワークセキュリティーを実現します。さらに、ヤマハ無線LANアクセスポイントと連携する「LLDP自動設定機能」を使用することで、RADIUSサーバーと認証局を内蔵しているヤマハ無線LANアクセスポイントと接続するだけでRADIUSサーバー情報を自動的に登録することができ、複雑なセキュリティー設定を簡単に行えます。
またIEEE802.1X認証だけでなくACLも搭載し、シンプルなフィルタリング処理により、不正な端末からの通信をブロックします。
4.保守・運用業務を軽減する機能を強化
『SWX2220-10NT』『SWX2221P-10NT』では、無償のPCアプリケーション「Yamaha LAN Monitor」の最新バージョン(2022年3月より提供予定)をご利用いただくことで、個別にIPアドレスの設定をすることなく、複数台のスイッチのCONFIG管理やファームウェアの一括更新を実現し、キッティング作業の負荷を大幅に軽減します。他の当社スイッチ製品のラインアップでも順次対応する予定です。
また、LANの見える化機能「LANマップ」での管理にも対応しています。上位のヤマハルーターやインテリジェントL2スイッチ、L3スイッチと組み合わせることで、本機に接続された端末を含め、LAN全体のネットワーク状態を確認できるため、トラブル対応や日頃の保守・運用業務の負荷を大幅に軽減します。さらに、本製品は、ループの発生や機器の故障などをブザーで知らせる機能にも対応しているので、万が一障害が発生した場合にも障害発生箇所を迅速に特定し、トラブル時の対応負荷を軽減できます。
5.壁やラックへの設置金具を同梱
『SWX2220-10NT』『SWX2221P-10NT』は、ウォールマウント用とラックマウント用の金具を同梱しているため、別途オプション品を準備することなく、壁やラックへの設置が可能です。
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