AEP SSLアクセラレータ・ボード (AEP1000L)

商品説明

PCのPCIスロットに取り付けるSSLアクセラレータボード「AEP1000L」です。

AEP1000Lアクセラレータボードは、これまでにないコストパフォーマンスを実現しました。

AEP Systems社の持つ暗号技術、ASICチップ開発技術により、これまでになく高性能/低価格な暗号解読チップを開発し、これにより、最大1000TPS（Transaction Per Second：1秒あたりのトランザクション処理量）という処理能力を、低価格でご提供します。

■導入効果
　1．TPS処理量増加
　　　AEP1000Lがアクセラレーションすることにより、サーバのSSLトラフィック処理量が4倍程度増加します。
　　　これにより、サーバの追加といった、コストのかかるSSL対策の必要がなくなり、
　　　ローコストでSSLに対応したシステム構築が可能となります。

	OS	ソフトウェア	AEP1000L使用時
PentiumIII Single 866MHz	Redhat Linux 7.1	99	450
PentiumIII Dual 1GHz	Redhat Linux 7.2	200	780
PentiumIII Dual 1GHz	Windows2000	185	660
PentiumIII Dual 1.1GHz	Windows2000	255	725

※上記結果は、AEP Systems社評価環境でのものです。

　2．サーバのCPU負荷軽減
　　　AEP1000Lご利用により、ボード未使用時と同じトランザクション量を処理する場合、
　　　WebサーバのCPU負荷が約1／4程度まで軽減されます。
　　　これにより、軽減できたCPUリソースを他のアプリケーション（コンテンツ等）に当てることができるため、
　　　サーバのスループットが劇的に向上します。

■スペック
　・ハードウェア仕様　：　べき剰余計算：毎秒最大1000回（鍵長1024bit, CRT使用時）
　　　　　　　　　　　　　　　 最大鍵長：4096bit（CRT使用時）
　・対応OS　：　Linux、Windows2000/XP、（Sparc）Solaris7/8
　・対応Webサーバ　：　Apache、IIS、Stronghold、Zeus、iPlanet
　・ソフトウェアインターフェース　：　OpenSSL、PKCS#11
　・対応アルゴリズム　：　RSA、DSA、DH
　・ハードウェアインターフェース　：　PPCI V2.2準拠（ロープロファイル）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※32、64bit PCIバススロットで使用可能
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ロープロファイル専用スロット取り付け希望の際は、別途ご連絡下さい。）
　・利用可能プロトコル　：　SSL2.0、SSL3.0、TLS1.0 *利用SSLソフトウェアに依存
　・使用環境　：　温度 5〜45℃、湿度 10〜90%（但し結露しないこと）

■動作環境
▼AEP1000L用ソフトウェア対応表

OS	WEBサーバ	SSLインターフェース
Linux　注1	Apache1.3.xx / 2.xx	Openssl-engine 0.9.6d以降　注2
	Stronghold 3.0 / 3.1	Openssl-engine 0.9.6d以降　注2
	Websphere4.0
	Zeus4.1
Windows2000/XP	IIS5/6
	Apache1.3.xx / 2.xx	Openssl-engine 0.9.6d以降　注2
（Sparc） Solaris7/8	Apache1.3.xx / 2.xx	Openssl-engine 0.9.6d以降　注2
	Stronghold 3.0 / 3.1	Openssl-engine 0.9.6d以降　注2
	iPlanet Web Server 4.1 / 6.0	PKCS#11
	Zeus4.1
注1 ： AEP Systems社では、Redhat Linuxのみ動作確認を行っております 注2 ： OpenSSLの最新バージョンは、OpenSSLウェブサイトにてご確認下さい

　・AEP1000L電源供給
　　AEP1000Lをご利用頂くにあたり、PCIスロットに3.3Vの電源供給が必要となります。
　　PCIスロットがVer2.2の場合は3.3Vの電源供給となっておりますが、PCIスロットがVer2.1の場合、
　　一部で3.3Vの電源供給が得られないものがありますので、あらかじめご確認下さい。

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システム構成例

関連リンク

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