アカウント管理を外部へ容易に権限移譲できるRADIUSアプライアンス「EasyBlocks RADIUS用」
ユーザー認証サービスの設置者と管理者が異なる場合に最適なアプライアンス
「EasyBlocks RADIUS用」の概要と開発の背景
EasyBlocks RADIUS用はVPNサービス提供などで多台数のサーバー間でのアカウント情報管理が必要な場合などに最適な、手のひらサイズの認証サーバーアプライアンスです。
例えばVPNサービス提供事業において、設備の導入自体は自社(サービス提供者側)で行っていながら、VPNサービスのアカウント認証管理自体はクライアントとなる他社(サービス利用者側)が行いたい、といったニーズが発生していました。
従来なら、その実現には、高価なVPN機器を導入するか、あるいは提供者がオープンソースソフトウェアなどを用いて自前でサービスを構築する必要があり、多大なコストや手間が発生していました。
しかし、EasyBlocks RADIUS用を用いれば、認証システムを保有するサービス提供者が、アカウント認証管理だけを切り出してサービス利用者に権限移譲でき、しかも導入にかかるコストや手間を大きく削減することができます。
余計なリソース消費を大きく抑える製品仕様
EasyBlocks RADIUS用は、導入・運用における余分な手間やリソース消費を抑える様々な仕様を備えるため、システム管理者は煩雑な業務から解放され、手軽に高信頼な認証サーバーの運用が可能です。
EasyBlocks RADIUS用は、豊富な実績のオープンソースソフトウェアfreeradiusをプロトコルエンジンとして採用、しかも自前でサーバー構築する場合とは異なり、Webインターフェースから簡単に管理・設定変更することができます。アカウント情報管理の権限移譲も簡単に設定が可能で、従来必要だったユーザー認証にまつわる諸々の手間を大きくシンプル化できます。
また筐体としては、手のひらサイズに優れた堅牢性を備えサーバールームなしで高い稼働率を実現する小型ハードウェアを採用、サーバー導入時のスペースファクタや消費電力調整に手間取らず、スムーズかつスピーディにサービスを開始できます。PCやサーバーで運用する場合と比べ桁違いの堅牢性を備えるため、メンテナンスやリプレイスといった手間もきわめて大きく省略することができます。